「最近、SNSをしているとなんか疲れる…」としんどさを感じることってありませんか?
- いいねがやたらと気になって投稿が楽しめない
- 楽しいはずのやり取りがなぜか楽しくない
- しんどいと感じているのにタイムラインを追うことをやめられない
こんな状態になっている場合、SNSから離れた方がいいサインです。
今回は、毎日10時間以上スマホを触っていた僕が
SNSをやめたい!と思ってから離れるためにしたことをまとめました。
箇条書きにするとこんな感じです。↓
記事内では
- SNSをやめたいと思ってしまうそもそもの原因
- 上記の方法の具体的なやり方
- うまくいかなかった方法はなぜうまくいかなかったのか?
まで詳細に書いているため、「やめようと思ってもなかなか一歩踏み出せない人」、「何回かSNSから離れることにチャレンジしてるけど失敗してる人」には特に参考になるかなと思います。
SNS断ちするための2ステップはこちらで解説してます。
SNSをやめたい、しんどい=SNS疲れ。原因は?

SNSをやめたいとか、SNSがしんどいと思うのは、SNSに疲れてしまっている状態です。
最近ではSNS疲れと言ったりもします。
SNS疲れとは
SNSやメッセンジャーアプリなどでのコミュニケーションによる気疲れ。長時間の利用に伴う精神的・身体的疲労のほか、自身の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言に返答することに義務感を感じたり、企業などのSNSで見られる不特定多数の利用者からの否定的な発言や暴言に気を病んだりすることを指す。
weblio辞書より
SNSがしんどくなる原因は
- 繋がっている人の投稿をみたら何か反応しなければと強く思ってしまう
- 他人の投稿内容と自分を比較してしまう
- 注目を浴びるために必要以上に頑張ってしまう
- 攻撃的であったり批判的な見たくない投稿をみてしまう
- いいねやコメントの数、フォロワーの増減が気になってしまう
これらが理由であることが多いといわれています。
僕はSNSから離れて約2年ほど経ちますが、
それ以前は1日10時間以上、常にSNSをいじっているヘビーユーザーで、
上記の1~5は全部当てはまっていました。
SNSがしんどいのにやめれないし、
日常生活に対するやる気も減退していて、ヤバい状態でした。
インスタのキラキラ投稿がしんどい

インスタはほかのSNSと比べて、飛びぬけてキラキラした投稿が多いSNSですよね。
キラキラ合戦というか。
僕自身も夜遊びに出かけて、ストーリーに友達と遊んでる様子とか(今思えば一生懸命)投稿していました。
んで、夏休みとかになると海外旅行勢がこぞって更新しまくる。
自分が行ってるケースだと何も思わないんですが、行けてないとき、心に堪えるんですよね。
自分は自分、他人は他人。なんですが、長くやっているうちに、完全に、他人の投稿内容と自分を比較してしまうようになりました。
X(旧Twitter)がしんどい

バズってる投稿って、結構物議をかもすような批判的なものも多いですよね。
んで、わりと激しい口調でレスバしてたりする。
別に見たい!って思ってるわけじゃないのに、なぜか永遠にスクロールしてしまう。
友だちがいいねをたくさんもらってたりするとそれも気になる。
スマホを開けばまず通知の確認。
ご飯を食べるときも風呂も寝る直前も、永遠にスマホと共に行動していたので、SNSとの距離感が近すぎてSNS依存に近い状態だったと思います。
こんな人、僕以外にも案外いるんじゃないかな?
【上手くいかなかった】SNSをやめたい!一般的に言われてることは全部やったけど意味ない

僕がSNSから離れたいと思ってやったけど、効果0だったのはこの4つです。
- SNSをする時間を決める
- SNSから離れる期間を決めて離れる
- 必要な情報だけ目に入るようにする
- スマホ依存対策アプリを使う
これらは、SNSにあまりハマっていない方(使用時間:~2時間以内)なら効果があるかもですが、
僕(2時間は余裕で上回る)にはあまり効果がなかったです。
1.SNSから離れるために「SNSをする時間」を決める

これが自分でできたら苦労しないんだなって感じ。
僕はSNS関連の使用時間をiPhoneの設定でトータル3時間になるように制限していました。
でも1日3時間だけ!と思っていても、ふとした瞬間にスマホを触ってしまうんですよね。
そして一回触りだすと止まらない。
ただ、特にお金はかからないし、やってみたいという方は試してみてください。
僕は無理でした。
- 設定画面を開く
- スクリーンタイムを開く
- 初めての場合は未設定状態なので、「アプリとWebサイトのアクティビティ」をタッチしてオンにする
- 「アプリ使用時間の制限」をタッチ
- 「制限を追加」をタッチ
- SNSをタッチして制限したいSNSアプリをタッチして右上の「次へ」をタッチ
- 1日の制限時間を設定
- 右上の「追加」をタッチ
時間になるとこんな画面が出てきます↓

「制限を無視」をクリックせずにいられますか?↑
2.「SNSから離れる期間」を決めて離れる

「1日の中で使用時間を決めてSNSとかかわる」ということができなかった僕は、
1日単位で離れたらどうだ?!と思ったわけです。
中途半端に触ってしまうからやめられないのであって、思い切って、1日さわらないと決めたらいけるんじゃないか?ということです。
それが出来たら次は2日頑張って離れてみる…みたいな。
1日スマホに触らず過ごすのってかなりヒマで、時間を持て余した僕はものの数時間で断念しました。
自分の中の意志の弱さにがっかりした一件でした。
3.必要な情報だけ目に入るようにしてSNSから離れる

SNSから離れられなくなる原因って、「常に見てなきゃ」みたいな強迫観念があると思うんですよね。
トレンドにおいていかれるのではという恐怖。
それならば、そうならないように通知設定をしておいて、その通知を確認するのはOKにしたらどうか?と思ったわけです。
自分が見逃したくないものは通知が来るようにしておいて、それが来た時のみSNSを開く。
でも、これは見た後に抜け穴があって、効果なしでした。
つまり、見るまではいいんだけど、
見た後に「ついでに他のもチェックしておくか」となってそのまま数時間Xを徘徊してしまう…みたいな結果になったわけです。
4.SNSから離れるために「スマホ依存対策アプリ」を使う
自分の意志じゃどうにもならないということに気づいた僕は、スマホ依存対策アプリを使ってみることにしました。
当時あったのは魚を育てるやつです(確認したら今もあります。こんなやつ↓)

決めた時間スマホを触らないと魚が成長していきます。
これはそれなりに効果があったと思います。
最新のアプリは
- 一定時間スマホを触れない(触るとペナルティ)に加えて
- 物理的にほかのアプリを触れないようにロックする(これは昔なかったような気がします)
みたいな感じで、より強固になっているので当時よりさらにいいかもしれません。
僕は育てることにあまり興味が持てなかったのと、
時間を設定しないといけない=〇時間触れないと思うと、余計にスマホを意識してしまうことになってストレスがヤバくなってやめてしまいました。
勉強してる間触らないようにするために使うとかだと、いいかもしれません。
無料だと操作のたびに広告が出まくるので、有料のほうが快適かもしれません。
【上手くいった】SNSから離れられた!
うまくいった方法はこの2つ。
- SNSから物理的に離れる
- SNSから物理的に離れる×運動する
ただし、1.SNSから物理的に離れるは完全に離れられたとはいえないため△です。
「SNSから物理的に離れる×運動する」という方法が一番効果がありました。
1.SNSから物理的に離れる

これはかなり効果がありました。
僕がやったのは
- スマホに入っていたSNSアプリをiPadに移す
- スマホのSNSアプリは削除する
という方法でした。
iPadがなければ
- パソコンに移す
- 前使っていたスマホに移す(スマホは外出時持って行かない)
とかでも効果があると思います。
外出の時はiPadをもっていかないため
朝家を出て夜帰ってくるまでSNSを見ないという生活ができるようになりました。

あと、iPadという大きさから(スマホよりデカく持ち運びに不便)
- 風呂に持って行かなくなった
- 片手間に見ることが減った
という効果もありました。
あとは、
- 心というか頭に余裕ができるようになった
- ヒマだと感じることが多くなった
- マジでみんなずっとスマホ見てると気づく
っていう変化と気づきもありました。
2.SNSから離れるための最強コンビネーションは、物理的に離れる×運動する
物理的に離れるというのは、かなりの効果があったものの、
帰ってからひと段落したらSNS漬け(深夜まで)
は続いていました(でも、切迫した感じは減っていたと思う)。
僕が次にやったのが、
ジムに通う
という行動でした。
その当時、ちょうど今の彼女と出会ったぐらいだったんですが、話の中でジムに通っているという話を聞いて。
いろいろ調べて僕もジムに行くことにしました(当時はデブだったので行くのにかなり勇気がいりました…)。
ジムに通い始めると
仕事が終わる→ジムに行く→夕食はプロテイン→疲れているのでやることやったら寝る
という流れができたんですよね。
「夜のヒマな時間」をジムという予定を入れることで
SNSから物理的に離れて触れない時間にする(しかも帰ってきたら疲れている状態)
に変えることに成功したということです。
ルーティンができると夜にSNSをする時間も減る上に、疲れてるから睡眠時間もしっかりとるようになって、就寝時間も早くなりました。
「SNSをやめたい」となった時、やめた後、空いた時間をどう過ごすか?がやめられるかどうかのポイントになってくるのではないかと思います。
何か自分がハマれる趣味(ジム以外でも山登りとかフットサルとか筋トレとか運動がマジでおすすめ)や人とのかかわりを持てば、
やめた後
- ヒマな時間をもてあます
- 孤独を感じる
みたいなこともなくなるのではないか?といろいろ試した経験上、僕は思っています。
この時点での心境の変化
この時のSNSに対する感覚としては、SNSでのことは実生活とは隔たりがあることに感じるようになったというか…興味がなくなってきたというと語弊がありますが、
たぶん、この感覚がSNSと距離を置けている状態なのではないかなと思います。
SNSを全く見ないわけではないんだけど、暇な時に5分とか見て、サッと他の行動に移れるようになる。
SNSにハマってた頃は、この「サッと他の行動に移る」ということがなかなかできなかったので、僕の中では大きな変化でした。
僕はいまインスタの趣味アカのみ持っていますが、ほぼ使ってない日もあってこんな感じ↓。

この使用時間はハマってた頃からするととても考えられません(変わったなぁ…)。
SNSをやめたらどんなデメリットがあるのか

SNSをやめたことで、感じたデメリット
- 時事ニュースに弱くなる
- SNS友だちと疎遠になりがち(ライン教えておけばOK)
僕の場合、ジムに通うようになってから一時SNSに全く触れなかった時期(数か月)がありましたが、
この時感じた一番大きなデメリットは時事ニュースに弱くなるです。
日常会話でみんなが話してる内容について、初耳なことが多く、ちょっと置いて行かれた感がありました。
このデメリットは
- テレビ
- 新聞
- ネットニュース
とかで補えるものだとは思いますが、Xのほうが早かったり、インスタの身内でのみ流行ってるとかもあるので、難しいところです。
僕の場合は気になれば話を詳しく聞いたり、後で調べてました。
SNSをやめたら、時間が経つとSNSでのみ繋がっていた知り合いとは疎遠になっていきます。
だけど、本当にかけがえのない人であればラインを交換することもできます(やめることを伝えるとそういう話になることがあります)。
でも、たいていの場合は、やめてしれっと戻ってきても「あれ、最近見なかったね~」くらいなもんです。
あと、言いたいのは、SNSのつながりがすべてじゃないってことです。
僕は、SNSをやめるタイミングで彼女ができたし、
ジムでちょっと会話するくらいの知り合いもできたし、
最近はキャンプにハマって、リアルの友だちと休みの日にキャンプに行ったりするようになりました(それまでは数か月に一回飲みに行くくらいだった)。
SNSで繋がっていた知り合いと切れることはデメリットだとは思いますが、それが人生における損失かどうか?はその後の行動次第かなと思います。
SNSをやめることによるメリット

SNSをやめることによって僕が感じたメリットがかなりあります。
ただ、どれもSNSをやめた次の日に感じるものではないということに注意が必要です。
やめた直後は絶望、そのあと徐々に1か月くらいかけてメリットを感じるようになるという感じでした。
ちなみにSNS断ちから2年たった今も継続して感じてるよかったことなどはこちら↓
今回は徐々に感じてくるメリットについて網羅的にざざっと書いています。
頭と心に余裕ができる
意識していないつもりでも、かなりの意識がSNSに取られていたってことに気づきました。
常にSNSを触っていないと落ち着かない状態から解放されると、なんか、色んな事を考えられるようになります。
この解放感は、SNSやめたいと思ってる方に一度感じてみてほしい感覚です。
時間に余裕ができる
本当だったら自分のために使うことのできたはずの莫大な時間を、SNSに吸い取られていたことに気づいてびっくりすると思います。
マジでいろんなことが無限にできる。一日って長いんだなぁと思います。
掃除するようになる
たぶん、最初はみんな時間を持て余して掃除するんじゃないかと思ってる。
部屋がきれいになって、なんかしたくなるはず。
他人の評価がそれほど気にならなくなる
物事を選択する時の指標が、映えるか?いいねもらえるか?他人から見て変じゃないか?じゃなくなって、自分はどれが好きか?に変わります。
話す内容も、行動の動機も変わります。
リアルの人間関係が深くなる
会話の時スマホ片手にっていうのが普通だったのが、それがなくなって、会話の内容も深くなりました。
いままでだと「へ~。」で終わってた会話が、それで終わらなくなる。
趣味ができる
時間があるので、いろんなことにチャレンジしだします。
SNSにハマってた時はSNSに関連すること以外に対してすごく無気力だったなと思います。
SNSをやめて、自炊もちゃんとするようになりました。
めちゃくちゃ健康になる
ずっと感じてた
- だるさ
- めんどくさいと感じる気持ち
- 体の重さ
- 頭痛
から解放されました。
というかこれらの不調はSNSせいだったのか!と驚きます。
僕の場合、やめた同時期にジムに通いだしたのもあるかもしれない。
ジムじゃなくても山登りとか、フットサルとかバスケとか、体を動かす系ならなんでもありだと思う。
「スマホ脳」という書籍にSNSのヤバさがかかれてる
2020年に「スマホ脳」という本が出版されてちょっと話題になりました。
僕が読んだのは最近ですが、そこにはSNSが人にとってどれくらいネガティブであるか(記憶力を低下させ、うつのリスクを高め、不安やストレス、睡眠障害を引き起こす)書かれています。
運動についても章が割かれていて
スマホを全く触らないっていうことは、現代に生きる以上不可能に近い。
そういった日々の生活の中で、スマホやSNSの使用が脳に与えるネガティブな影響を軽減するのに、運動が重要な役割を果たす。
具体的には、精神的な不安やストレスを軽減、うつ病の予防など。→運動によってエンドルフィンやセロトニンといった気分を良くする神経伝達物質の分泌が促進されるから。
みたいなことが書かれています。
運動って不安やストレス解消にめちゃくちゃ効果的なんですよね。
僕がジムを始めた理由は、気になってた女性がやっていたからという単純な理由からでしたが、
僕が彼女に変わるきっかけをもらったみたいに、
この記事との出会いがみなさんのこれからを変えるきっかけになったらうれしいです。
「運動」何したらいいか分からないならパーソナルジムの無料体験に行ってみるべし!
運動は、
- 家の周囲をランニング
- 散歩
- 家で筋トレ
- ジム
とか、いろいろあります。
だけど、こういうのって、運動習慣のない人は楽しくなくて結局続かないことが多いです。
そういう人は、一回パーソナルジムの無料体験に行ってみてください。
パーソナルジムは普通のジムとは違って、無料体験でもトレーナーがつきっきりでトレーニングをアシストしてくれます。
普通のジムの場合、施設見学はできますが無料体験はしていないところがほとんどです。
僕がおすすめしているかたぎり塾もパーソナルジムのひとつで、運動が得意じゃなかったり、苦手だったりする人でも負担に思うことなく通うことが可能です。
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無料体験に行ったからといって無理な勧誘をされることはないため、気軽な気持ちで予約してみてください。
SNSにハマってる人はリアルでの行動力と決断力が弱くなってしまっています。
読んで満足、行動後回しにならないように、SNSから本気で離れたいと思ってるなら、すぐに無料体験の申込みをした方がいいと思います。
その一歩がその後の未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
SNS断ちするための2ステップはこちらで解説してます。