SNSはいまややっていない人は居ないのでは?というほど普及していますよね。
利用者が増えて当たり前になってきた今だからこそ、仕事やリアルの人間関係と同じように「SNSから解放されたい」と感じて突然SNSをやめてしまう人も増えてきています。
この記事では
- 突然SNSをやめたくなる心理
- SNSをやめたらどういう問題があるのか?
について解説しています。
僕はもともとSNSを1日10時間以上していた人です。ハマりすぎて病んで一時期完全なSNS断ちをしていましたが、今はそれなりの距離を持ってSNSと付き合えてます。
SNS版人間リセット症候群は、ある日日々蓄積したストレスが決壊するこで起こることがほとんどなので、してしまった場合は「責めずにいたわる」が重要です。
SNS版人間リセット症候群とは突然SNSをやめて人間関係を切ること
「人間リセット症候群」は積み重ねた人間関係や日常のしがらみを一旦すべてリセットして、新しい環境や人間関係で生きてみたくなる心理現象です。
病気ではないのでご安心を。
SNSの場合だと、長く付き合ってきたフォロワーや投稿の履歴をすべて消してゼロからやり直したい!という気持ちになり、突然SNSをやめてしまうことを指します。
フォロワー側からするとある日突然消えたと感じますが、本人からすると突然ではなくて、SNSアカウントを消してしまうまでに心の中で悩んでいることが多いです。
突然SNSをやめたくなる心理とその理由
「心の中で悩んでいることが多い」と書いたものの、本人が強く悩みを自覚しているとは限らないのがポイントです。
あくまで一例ですが自覚症状アリな場合はこんな感じ。
・「SNS上の自分」と「実際の自分」のギャップに悩んでいる
SNSではポジティブで充実した生活を見せる投稿をする一方で、実際はそこまで幸せではない…といった状況が続くと、自分の中で違和感が強くなっていっそやめてしまおうかと考えはじめる
〈具体例〉
自分のプロフィール写真や投稿を見返して、「本当の自分はこんなにキラキラしていない」と感じ、思い切ってアカウントを削除してしまう
自覚症状ナシな場合はこんな感じ。
・知らないうちに自己評価が低くなってしまってストレスがたまる
インスタで自分のライフスタイルを発信していたものの、他人の完璧で映えな暮らしを見るたびに「自分はまだダメだ」「自分ももっと頑張らなきゃ」と無意識に感じるようになる
〈具体例〉
だんだん心が疲れてしまって「なんかしんどい」「楽しくない」と感じはじめて、ある日アカウントを削除してしまう
自覚症状アリな場合って案外少ないんじゃないかなと思います。
ある日日々蓄積したストレスが決壊して突然アカウント削除してしまって、本人もびっくり…みたいなのもあるあるです。
なのでSNS版人間リセット症候群って別に変なことじゃないです。
もししてしまったら、自分の心をいたわってあげるのが大切です。
インスタで突然消える人は多い
SNSの中でもインスタは特に「映え」が求められがちです。
X(旧Twitter)はつぶやきがメインですがインスタは違う(なんといっても写真のインパクトが強い)と感じる方も多いと思います。
SNSにハマっていくと
- 「もっといいねが欲しい」
- 常にスマホを手放せない
といった状態になってきます(僕もそうでした)。
気持ちがエスカレートしてしまうと、ある朝アカウントを削除=開放感!みたいになってしまうこともあります。
僕の場合は徐々にフェードアウト…という感じでしたが、いずれにしろ、「他人に振り回されるのに疲れた」「自分らしく生きたい」といった気持ちの表れなことが多いです。
もし友人がある日突然インスタのアカウントを削除してることに気づいたら、直接ラインなどで連絡を取ってみるのがベストです。
むりに理由を尋ねると、本人が疲れ切ってる場合返信が来ない可能性があるので、軽く「最近どう?」といったメッセージを送るのがいいかもしれません。
相手も「実はSNS疲れしてたんだよね」と話しやすくなるはず。
SNSをやめることで得られるメリット
SNSをやめると生活がシンプルになるので、リアルな時間に集中できるようになるメリットがあります。
特に大きいのが「いいね」やコメントに一喜一憂することがなくなること。他人の評価に振り回されることが減るので、自分軸みたいなのが生まれます。
この辺りのことは別記事で詳しく書いてあるので興味がある方はどうぞ。
≫【SNS断ち歴2年】今でも感じてるSNSをやめてよかったこと・わるかったこと
- 人の意見に振り回されてる
- 常にSNSが気になるのをどうにかしたい
みたいな気持ちを持ってる方には、SNS断ち(SNSをやめてみる)のはわりとおすすめです。
SNSをやめるデメリットとは?
SNSを通じて情報を得るのって当たり前になってきています。
僕がSNS断ちしてまず感じたのはSNSをやめた途端にニュースや流行に疎くなった!ということ。
周囲の話題についていけないことが増えるので最初は孤独感を感じるかもしれません。
SNSをやめた時の「孤独感と暇」問題は下記で解説しています。
≫なぜ多くの人がSNS断ちできないのか?「孤独感」と「暇」の解決法
SNS上のつながりが多かった人にとっては、SNSが一種の連絡手段にもなっていてやめることで友人関係が少し希薄になってしまった…(孤独だ…)と感じることもあります。
デメリットといえばデメリットだけど、うまくSNS断ち出来たらリアルでの人間関係が新たにできるので、つながり問題はそんなに重要視しなくてもいいかなと思います。
まとめ 「SNS版人間リセット症候群」突然SNSをやめる理由と対処法
SNS版人間リセット症候群で突然SNSをやめてしまうのは、SNSでなんらかのストレスを感じていることが多いです。
その行動自体は否定せず、無理せずSNSから離れて心をいたわってあげてください。
SNSやめたらすることないじゃん!と思うかもですが、結構いろいろあります!
SNS断ちしたいけどどうやってしたらいい?という方はこちらの記事がおすすめ。