「なんか最近しんどいな…」と感じたら、自分の状態を知ることが解決の第一歩になるかもしれません。SNS疲れは対策をしないと生活全体に悪影響を及ぼすことも。
この記事では
- SNS疲れ診断
- SNS疲れの具体的な症状や特徴
- インスタとTwitterのSNS疲れの違い
について解説します。
自分のSNS疲れの程度がわかったら、SNS疲れの正体や原因を理解して自分に合った「SNS断ち」を日常に取り入れていくことが重要です。
「SNS疲れ診断」で疲れ具合を診断してみる
SNS診断テストを作りました。
この診断テストは医療的な診断を行うものではありませんので、参考程度にされてください。
SNS疲れの度合いはその時その時で変化するものです。「疲れたな」と思った時にこの診断テストをしてみて、あなたの疲れ度合いを把握するのに役立てば幸いです。
診断テスト 参考論文
稲塚葉子, & 前川千咲. (2023). 能動的・受動的 SNS 疲れと無気力感の関連について: SNS 利用時間に着目して.
※回答結果はこのサイトで使用されることがあります。使用するのは統計的に処理された回答データのみです。個人情報は一切収集していないためご安心ください。
SNS疲れの正体と特徴
SNS疲れとは、多くの現代人が直面するSNS利用によるストレスや心身の疲労のことを指します。日常生活の中でSNSが便利である一方、その使い方によっては大きな負担となることもあります。
これらのポイントを知ることで、SNS疲れに気づき、必要な対策を考えられるようになります。
SNS疲れとはどういう状態?
SNS疲れとは、ソーシャルメディアを利用する中で感じる心身の負担やストレスを指します。具体的には、情報過多や他者との比較による不安感、コミュニケーションの義務感などが要因となります。
たとえば下記の感じ。
- 情報の消化不良による疲労感
- 「いいね」やコメントへのプレッシャー
- 投稿や閲覧への過度な義務感
これらの状態が蓄積すると精神的な負担が増えて、日常生活にも悪影響を及ぼします。
SNS疲れのよくある具体的な症状
SNS疲れの症状は、多くの場合メンタル面に影響を及ぼします。身体的な疲労感や、感情の揺らぎとして現れるケースもあります。
- 集中力の低下
- ストレスによる眠れない夜
- 「SNSを見なければ」という焦燥感
- 他人の成功への嫉妬感や自己否定
- 疲労感による投稿意欲の低下
これらはSNSに深く関わるほど感じやすい症状です。具体的には
- インスタで他人の投稿を見て「自分も同じように楽しむべきだ」と感じる
- X(旧Twitter)では議論や炎上を目にし、感情的に消耗する
などなど。これらの症状が日常化すると、SNS疲れが深刻化します。
SNS疲れが問題視される理由とは?
SNS疲れが注目されるのは、その影響が個人の幸福感に深く関わるからです。放置すると精神的な不調や人間関係の悪化につながることがあります。
- 心理的負担が日常生活に影響する
- 他者との比較が自己肯定感を低下させる
- SNS依存による時間管理の難しさ
例えば、主婦の方がインスタで完璧な家事や育児の投稿を見て、自己嫌悪におちいてってしまったり。あるいは会社員がX(旧Twitter)で成功者の投稿を見て焦りや不安を感じる場合もあります。
こうした問題が続くと、生活全般に悪影響を及ぼす可能性が高まります。
インスタとX(旧Twitter)におけるSNS疲れの違い
インスタとX(旧Twitter)はどちらも人気のSNSですが、その特性が異なるためSNS疲れの原因や症状にも違いが生じます。インスタは主に視覚的な情報、X(旧Twitter)は文字情報が中心で、それぞれ独特の疲労感を生み出します。
これらを知ることで自分の利用状況を見直し、SNS疲れを予防するためのヒントが得られます。
インスタで起こるSNS疲れの特徴
インスタでは特に「映える」投稿が重視されるため、SNS疲れが生じやすいです。視覚的な情報が中心であり、日常の見た目や成果を他者と比較しやすいことに起因します。
- 写真や動画の「映え」へのプレッシャー
- 他人の充実した生活との比較
- 「いいね」の数への執着
具体的には
- 旅行の写真を投稿しても「もっと良い写真を載せるべきだったのでは」と感じる
- 日々の出来事を投稿する際に「つまらないと思われるかも」と不安になる
など。
こうした感情が積み重なるとインスタでのSNS疲れが深刻化します。
X(旧Twitter)特有のSNS疲れの要因
X(旧Twitter)では情報量の多さと速さが、SNS疲れを引き起こす大きな要因となります。意見の対立や炎上文化も、利用者にとってストレスとなることが多いです。
- 議論や炎上に巻き込まれる不安
- 過剰な情報への疲労感
- 投稿への即時反応を求められるプレッシャー
具体的には
- ニュースが次々と更新される中で「見逃してはいけない」という焦燥感が生まれる
- 意見を投稿した際に批判や反論を受けると、精神的な負担が増す
このような特性がX(旧Twitter)特有のSNS疲れを引き起こしています。
インスタとX(旧Twitter)で疲れやすい人の傾向
インスタとX(旧Twitter)の両方で疲れやすい人には共通する特徴があります。特に、自己評価が低い人や完璧主義の傾向がある人は、SNS疲れを感じやすいです。
- 他者からの評価を気にしすぎる
- SNSでの反応が気になる
- 投稿や反応に時間をかけすぎる
- 常に最新情報を追い続ける
- 自分の生活を他者と比較する
具体的には
インスタで「いいね」の数を気にするあまり、写真を何度も加工してしまう
X(旧Twitter)でのリプライや反応を待ちすぎて、他の作業が手につかない
など。
こうした傾向を持つ人はSNS疲れを意識して付き合い方を工夫する必要があります。
SNS疲れを引き起こす3つの主な原因
SNS疲れの背景には、比較や情報の過剰摂取、承認欲求のプレッシャーといった共通する要因があります。これらはどれも現代社会でのSNS利用において避けがたいものですが、原因を理解することで対策が見えてきます。
これらを理解することで、SNS疲れを引き起こす要因とその解消方法が見えてきます。
比較によるストレス
SNS疲れの大きな原因の一つが他者との比較によるストレスです。SNSでは成功や充実した生活の一面が投稿されやすく、それを見た人が「自分は劣っている」と感じることがあります。
- 他人の成功が自分の不安を増幅させる
- 非現実的な目標を追い続けてしまう
- 劣等感が積み重なり自信を喪失する
具体的には
- 旅行好きな人がインスタで友人の豪華な旅行写真を見ると、自分の経験を比較して「もっと楽しむべきだった」と感じる
- X(旧Twitter)で同年代の学業や就職の成功体験を見て、焦りや不安を感じる
など。
こうした比較によるストレスはSNS疲れを加速させます。
情報の過剰摂取
SNSは情報収集に便利なツールですが、その反面、情報過多により疲れを感じることがあります。特に、膨大な情報が次々と流れてくるため、脳が休む暇を失い、消耗してしまうのです。
- 重要でない情報を追い続ける疲労感
- タイムラインをスクロールする止まらなさ
- 頭の中が情報でいっぱいになる感覚
- 睡眠不足や休息の妨げ
- 重要な決断が鈍る
具体的には
- X(旧Twitter)でニュースやトレンド情報を追い続けているうちに、夜更かしをしてしまう
- インスタでの新しい投稿をチェックしすぎて、仕事や学業に集中できない
など。
このような情報の過剰摂取を防ぐことがSNS疲れを軽減する鍵となります。
承認欲求のプレッシャー
SNSでは、他者からの承認や反応を期待する気持ちが強くなりがちです。この承認欲求が過剰になると、投稿の内容や頻度にプレッシャーを感じることがあります。
- 「いいね」やコメント数への執着
- フォロワー数を増やすための努力
- 他人の反応がないと不安になる
- 他人の成功を見て自分を過小評価する
- 承認を得るために無理をする
具体的には
- 学生がフォロワーを増やすために頻繁に投稿を考えすぎて勉強が疎かになる
- 主婦が「完璧な家事」の投稿を続けるためにプレッシャーを感じる
など。
こうした承認欲求のプレッシャーを適切にコントロールすることが、SNS疲れを予防する方法の一つです。
SNS疲れを乗り越えるための具体策
具体策はSNSにハマっている程度で変わってきます。
それほどハマっていない方でSNSから離れることがそんなに苦ではない場合
- SNSをする時間を決める
- SNSから離れる期間を決めて離れる
- 必要な情報だけ目に入るようにする
- スマホ依存対策アプリを使う
なんかがおすすめです(僕はムリだったけど…)。
≫SNSやめたい!しんどい…僕がSNSから離れるためにしたこと
SNSにハマっていて、「今日はSNS見ない」と思っても見ずにいられないような人は
- SNSから物理的に離れる×運動する
という方法が一番おすすめ。僕はこれでSNS断ちに成功しました。詳細は下記です。
≫SNS断ちでSNSをやらない人になってみたらSNS疲れから解放された
まとめ インスタやX(旧Twitter)で感じるSNS疲れの正体とは
この記事では、SNS疲れの原因や改善策を具体的に解説しました。
- SNS疲れのよくある症状
- インスタとX(旧Twitter)の比較
- 対策と改善方法
SNS疲れとは、SNS利用で生じるストレスや疲労感です。インスタでは美しい投稿が比較を誘発しがちで、X(旧Twitter)では情報量の多さが心を圧迫することがあります。これらを防ぐには、SNSの利用時間を減らしたり、アプリの通知を制限するなどの工夫が有効です。
自分らしいペースで利用することがストレス軽減の鍵となります。

SNSから少し離れるだけでも頭がすっきりするよ。
みなさんのSNS疲れが少しでも軽くなりますように!
サイトではSNS断ちに関する情報をいろいろ発信しています。ぜひのぞいてみてください。