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オタクのSNS疲れの対処法を徹底解説!推し活オタ活に他者評価は不要っていう話

  • 推しにかけられる費用を他のファンと比べてしまう
  • SNS上でのやり取りに気を使いすぎてしまう…
  • オタク同士のマウントに疲弊ぎみ…

オタ活や推し活ってすごく楽しいですよね!日常を生きていく意味を見出せるのはそれがあるからといっても過言ではないはず。

その一方で、SNS上での推し活・オタ活が普通になった今では、オタクたちによるSNS疲れも深刻になってきています。

この記事では

  • オタクが感じやすいSNSの悩みと原因
  • 推し活・オタ活でのSNS疲れと対処法

について解説します。

オタクのSNS疲れを解決するには、SNSの「他人と比較してしまう仕組み」を理解して、自分に合った対処をすることが重要です。

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SNS疲れとは?オタクが感じやすいSNSの悩みと原因

そもそもSNS疲れって何?というと下記のとおりです。

SNS疲れとは

SNSやメッセンジャーアプリなどでのコミュニケーションによる気疲れ。長時間の利用に伴う精神的・身体的疲労のほか、自身の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言に返答することに義務感を感じたり、企業などのSNSで見られる不特定多数の利用者からの否定的な発言や暴言に気を病んだりすることを指す。

weblio辞書より

オタクが感じやすいSNSの悩みはおそらくこんな感じ。

SNSは情報交換や交流に欠かせないと思いつつも…

  • 推し活の充実度合を比べてしまっている
  • 羨ましいと思ったり嫉妬したりしてしまっている
  • もっともっと頑張らないと…となってなんだか疲れてしまっている
  • フォロワーを気にしすぎて自由な発言・推し活・オタクが出来なくなっている
  • フォロワーの数、いいねの数を比べてしまっている
  • 自分の作品に対して反応を求めてしまっている

僕もオタクをやってるのでわかりますが、上記の悩みがオタク特有のSNS疲れにつながっていることが多いです。

いずれの悩みも深掘りすると

  • 他人と比較してしまう
  • 他人からマウントを取られる(と感じる)

ことが原因です。

「好きなもの」「すごく大切にしているもの」に対しての比較やマウントは心にダイレクトに響くので、オタクのSNS疲れは通常のSNS疲れよりもさらに深刻だと僕は思っています。

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オタクのSNS疲れはマウントが原因のことが多い

SNSでの交流が盛んなオタクコミュニティ内だったり、コミュニティ自体が大きかったりすると、マウント合戦が開催されますよね。

たとえば

  • グッズのコンプリート率
  • 〇〇のライブに行った
  • 推しから認知
  • 投げ銭の額
  • 誕生日のグッズ祭壇
  • 考察の深さ

…などなど、SNSで人とつながればつながるほどマウントに出会う確率は高まります。

気にしなければいいんですが、好きだから、推してるからこそ、それは出来ないですよね。

SNSを閲覧する=(心理的に)マウント合戦に参加する

ことになってしまい、他人の活動内容と無意識に比較してしまうことで、「自分の推しへの愛が足りないのでは?」と悩むようになってしまいます。

SNSは他人と比較してしまうようにできている

X(旧Twitter)・インスタ・TikTokなど、いずれのSNSも社会的比較(心理学用語です)してしまうような仕組みになっています。

社会的比較とは…

SNS上で他人の成功や充実した生活を見て自分の生活と比較することによって、自分の生活が相対的に劣っていると感じ、ネガティブな感情が増えてしまうこと

SNSは

  • パーソナライズされる
  • 投稿者の「特別な出来事(多くの場合ポジティブなこと)」が投稿されることが多い

という基本的な仕組みがあります。

最近の研究ではSNSは「見る」のがもっともメンタルに悪影響…という研究結果が出ていたりも。

SNS見るだけの人の心理って?「見る専門」は幸福感が低下する⁉

オタクの場合は当然推しに関する投稿が多くなり、その内容は「グッズコンプリートした!」「〇〇のライブチケット当たった」みたいなものになってきますよね。

金銭的な問題からすべてのグッズを集められなかったり、チケットに落選してしまって落ち込んでいる時にその投稿を目にしてしまったら、社会的比較をしてしまうのはごく自然なことです。

オタクのSNS疲れを解消しようと思うとこの辺りにうまく対処していく必要があります。

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オタ活・推し活でのSNS疲れと対処法

オタ活・推し活でSNS疲れを感じている場合の対処法は4つです。

  1. SNSは情報収集のみ
  2. 定期的にSNS断ちする
  3. 鍵垢にする

推し活はSNSを通じて盛り上がることが多い一方で、他のファンの熱心な応援や充実した推し活に影響されすぎてしまうと、「もっと応援しなければ」という気持ちが強くなりすぎて、次第に疲れてしまうことがあります。

1~3の3つの対処法のうち、自分に合った対処法を使えば推し活でのSNS疲れが解決できるはずです。

SNSは情報収集のみ

SNSを推しに関する情報収集のみに使用するようにすれば、他人の投稿に感情を左右されることが少なくなります。

たとえば

  • 新しいイベント
  • 商品リリース
  • 推しの最新情報チェック

に関するアカウントのフォローする

自分のペースでオタ活・推し活を楽しめるようになる一方で、同じファンの人と楽しみを分かち合うといったことは難しくなります。

この対処法がおすすめな人
  • 自分の好きなことに集中したい
  • ファン同士の絡みには興味がない
  • 忙しい日々の中で推し活だけは続けたい
  • 自分のペースを大事にしたい

定期的にSNS断ちする

オタ活・推し活でSNS疲れを感じやすいタイプの場合、SNS断ち期間を作ることでSNSとの適切な距離を保つことSNS疲れが軽減できることが多いです。

推し活でSNS疲れを感じやすいタイプ

  • 人と比較してしまいがち
  • 人の意見に影響されやすい
  • 競争してしまいがち

推しの情報を常に追わなくても自分の気持ちを大切にできるようになり、心に余裕が生まれます。オタ活・推し活が「義務感」になりつつある人には、定期的なSNS断ちが効果的です。

この対処法がおすすめな人
  • 情報の流れが速すぎて疲れてしまう、情報過多に弱い
  • オタ活・推し活にのめり込みすぎて生活が不安定
  • 自分の気持ちを大切にしたい
  • ファン同士の関わりで消耗しやすい

鍵垢にする

鍵垢にすることで、SNSをよりプライベートな場所に変えることができます。

特定の人だけとつながることで推し活を安心して楽しめるようになるため、他人の目や批判に敏感な方にはおすすめ。

鍵垢では同じように推しを応援する人との限定的な交流が可能なので、信頼できる仲間と応援し合える点も魅力です。

この対処法がおすすめな人
  • 他人の意見や評価を気にせずオタ活・推し活を楽しみたい
  • 推し活の内容をオープンにするのが少し恥ずかしい
  • 自分のオタ活・推し活を周りから批判されたくない
  • 信頼できる人だけに自分のオタ活・推し活を見せたい
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「好き」や「楽しい」はすごく貴重な感情で、他人が評価するものではない

推し活やオタ活は、「楽しい!」「好き!」という気持ちが原動力です。この純粋な気持ちは、年齢を重ねるごとに少しずつ薄れていきがちなとても大切な感情だと思います。

SNSでオタ活や推し活をしていると、他の人と自然に比べてしまう場面が増えてしまいます。だけど、本来「好き」や「楽しい」は他人と比較したり、誰かに評価されるものではないはずです。

自分が「これ楽しい~!」って思ってて、他人から「それは楽しいはずないよ」って言われたら、本来は「うるせぇよ!ほっとけよ!」案件ですよね。

つまり、

  • グッズを全部持っていないと、本当のファンじゃない
  • 好きならすべて買うべき

というようなマウントを取る人もいますが、好きなものへの向き合い方は人それぞれで、使えるお金や時間も違うわけです。

「お金をたくさん使うこと=「好き」の大きさを表している」というのはあくまでその人の価値観であって、その人で完結するものです。

僕らがいちいちそれに影響される必要はありません。

もしこうした他人の価値観に影響されてしまうようなら、一度SNSから少し距離を置いてみるのもいいかもしれません。

「好き」や「楽しい」と感じる気持ちは、とても貴重なものです。その気持ちが失われてしまうのが一番悲しいことだと思います。

僕は「おまえはファンじゃない」と言われたことがある

少し余談ですが、僕は高校生の頃に大好きだったバンドがありました。特に、そのバンドの曲とボーカルの「声」がたまらなく好きで、彼らの音楽を聴くたびに元気をもらっていたんです。

そのバンドは、ライブ会場で売られるアクキーや、ファン向けの写真集を何度か出していました。

でも、僕が好きだったのは曲そのもので、CDは全部集めていたものの写真集には興味がなくて、グッズはライブに行ったとき記念にひとつ買うくらいでした。

ある日、同じクラスにいたバンドのファンの女の子(女性にも人気のバンドでした)に、「それ、本当に好きじゃないよね?そんなのファンじゃないじゃん」と言われたんです。

彼女はメンバーの顔も大好きで、写真集を欠かさず買っていたし、アクキーもたくさん持ってたし、他のグッズもいろいろ持ってました。

彼女は自分のほうが「ファンとして正しい」と言わんばかりで、なんというか…僕の「好き」の気持ちが否定されたような気がして、かなり衝撃的でした。

「他人から見ると僕はファンじゃないのか」って。

でも、僕はそのバンドに憧れて軽音部に入部してギターも買って文化祭では演奏もしました。

写真集を買わなくても、グッズを集めなくても、当時の僕にとってはそのバンドはかけがえのない存在でした。

彼女とは違う形かもしれませんが、僕なりにそのバンドを愛していたわけです。

好きになる気持ちの形や大きさって、人それぞれだと思います。どれだけお金や時間を費やしたかだけでは、その「好き」が表しきれないこともありますよね。

だからこそ、「好き」や「楽しい」という感情は、他人が評価できるものではないと思っています。

オタ活や推し活でちょっと疲れてしまってるなら、ぜひ一度SNSからは距離を置いてみてください。

「好き」や「楽しい」って他の誰でもない、自分だけのかけがえのない気持ちだと思うので、大切にしてほしいなと思っています。